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第2章 〜 大きな歯車が動き始めた 〜 1

Posted by LAGGOON CITY at 2015年11月11日 2015年11月11日 17:47
−1− TONY SATOO 街の新入り

僕は、この国の中でも結構大きい街の郊外に住む中流家庭で生まれた。
いわゆる新興住宅地のベッドタウンだから、あんまり面白いことは無かったけど、不便は無かった。


あ、僕はトニー•サトゥー。
雑種雑多の民族が集まり交じるこの国では、まぁ いわゆるアジア系というやつだ。

おじいちゃんから聞いた話しでは、本当はおじいちゃんのお父さんがこの国に移民で来たときに、SATOUと書くべき「さとう」という名字を SATOO 「さとお」と書いてしまって、英語読みで「サトゥー」になったという話しだが、どうだかわからないし、どうでも良い。

おばあちゃんはインド系だからと言うし、まぁ だからアジア系ということで事足りるわけだから、問題ないでしょう。w

余りアジア系が多く無い地域のせいもあり、なんか周りの子供たちとはそこまで馴染めず、自分をどこかでコンプレックスに思ってたのか、とにかく人を避けて家に籠ることが多かった。

気づいたらいつの間にかコンピューターが相棒で、ネットの世界に埋没する日々だった。




当然スキルも発達して、ハッキングのマネごとも遊びのうちにどんどん覚えた。

そしてその世界で初めて、自分という個が認められた。

どのように?って、それは政府系のセキュリティーのきついサーバーに入り込んだり、HPを乗っ取ったり、、 
一部のネット住民たちは、僕のことを「真の神であり、英雄だ」と語った。
自分に初めて酔いしれた瞬間だったw


その感覚のせいで、、 
最終的には、あらゆる政府のサーバーをハッキングする事ばかりをしては、そのスリルを楽しんでた。。。

でも、、世の中あまかぁ無い。

すぐに政府関連のセキュリティー保安会社にトレースされて、連邦保安局に捕まって、未成年用の矯正院に入院させられてしまった。



まぁ、あまり自分には効果がなかったけど。

でも捕まるようなバカなことは、そのスリル感とか達成感とか引き換えても意味が無い。
それがわかっただけでも、彼らの治療は効果があったのかもしれいないなぁ。
今?? うーーん

実は、ここだけの話しだけど一年前にボンボクラートという聞き慣れない会社から、面白いリクルートの話しが来たんだ。

それが世の中つまんないことだらけで飽き飽きしてた僕には、ネットの中以上に、いやそんなものぶっ飛ぶくらいの話しを聞いたんだ。

うーん。。あんまり詳細は言えないけど、しいていうのなら、その会社の情報管理部門に属して、そこでハッキング対策をする。それもする。

うーんと、それ以外にも、うーん。
まぁ、他の職業を持って街に潜入して、街の情報と、特殊実験の被験者のハンティング活動って感じのことで、、

(言えないけど、最近は、ボンボクラート社のバイオ研究所の被験者の仕事は、リスクが高いとか命が危ないとか噂が飛び交い、通常実験の被験者の申し込みでさえ、減少の一途を辿っているらしい。だから青田買いってわけかなぁww)

僕はここまでしか君には話せないんだけど。
とにかく、そこの会社が考えている事が、あまりにやばすぎて、、でも何だか男心をくすぐるロマンのようなものがあるんだよね。

いや、だから僕が君に街で出会っても、僕はあくまで「ガンショップのエンジニア助手兼セールスクラーク」でしか接することしか出来ないけどね。



え? そんなとこまで誰がおまえなんかにわざわざ会いに行くんだよ??って?

だよなぁーwww 

 

  




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